米を使った食べ物で、色々な使い方、作り方ができるのは「
餅」ではないでしょうか? もち米を蒸して餅つきをして作るというイメージが強いかもしれませんが、米粉を使えばもち米から時間と手間をかけて作らなくても手軽に餅が作れてしまいます。
米粉を利用してつくった餅には、
日本各地の郷土料理や名物になっている食べ物や、海外の料理の中にも米粉の餅を使ったものがたくさんあります。電子レンジを使って作る米粉のレシピばかりですので、子供と一緒に作ってみてはいかがですか?

米粉はもち米から作られているものやうるち米を使っているもの、
玄米を使っているものなどがあります。米粉の作り方も色々あり、もち米を一度、蒸して突いて、おもちにしたものを乾燥させて粉状にした「米粉」もあります。
そのため、米粉のお餅ともち米のお餅のちがいは一概にはいえませんが、米粉を使った餅のほうがいくらか、もち米から作った餅よりなめらかなものが多いといえます。米粉は、種類によって口当たりや適した使い方もちがってきますので、もち米でついた餅では作れないような料理を作るときにも利用されています。

米粉を使った餅には、「柏餅」「ちまき」お月見の「団子」などが有名ですが、京都の名物として有名な「八ツ橋」も米粉を使ったお菓子です。日本の郷土料理には、米粉を使ったものが意外とたくさんあるので、懐かしい! と感じるメニューも数多くあるかもしれませんね。
日本と同じように、米を
主食として食べているほかの国でも、米粉を使った餅の料理は多く、韓国の「トック」と呼ばれる餅やばななや黒砂糖を入れた団子は東南アジアなどでよく食べられているデザートです。甘いあんこや果物を使う餅が多く、デザートやおやつのようなイメージもありますが、大根餅や東北地方で食べられている精進料理「けいらんの吸い物」などは食事用の餅をしてしたしまれています。
柏の葉でくるんであるのが特徴的な、柏餅はこどもも大人も大好きな節句の食べ物ですよね。中に入れるアンを色々な種類にしてみるのも楽しいですよ。こどもと一緒にできるようなところは以下のイラストがありますのでぜひ、一緒に楽しんで作ってくださいね。

←こどもと一緒にできるところはこのイラストが目印

米粉(上新粉) 100g
さとう 20g
コシあん 100g
白味噌 60g
黒砂糖 5g
くるみ 少々
柏 8〜10枚

初めにアンを作ります。コシあんはそのまま使えますが、くるみを軽くフライパンでいってすりつぶし、白味噌と黒砂糖を入れて
練り合わせます。
甘さ
加減は
味見をして塩を少々くわえてもかまいません。

こどもにくるみをすりつぶしてもらったり、みそを混ぜてもらうといっしょにたのしめます。
耐熱のボールに、米粉・さとうと30度くらいのぬるま湯を150〜160cc入れ、まぜ合わせます。
米粉の入ったボールにラップをして5分くらい温めます。
温めた米粉をぬらしたふきんの上に乗せ、しっかりくるんだらフキンごと米粉餅8こめこなもち)の
生地をもんでやわらかくしていきます。

しっかりフキンでくるんだらタオルをのせて、こどもがふんでこねてもたのしいですよ!
粉粉が滑らかになったら、餅の生地を8〜10等分にちぎってまるめます。手のひらや麺棒を使って生地をまあるくアンが包めるくらいの大きさとあつさになるようにのばしていきます。
餅の生地のまん中にコシあんや初めに作った白味噌のアンを乗せ、はさむように包みます。その餅をさらに柏の葉でつつみます。ラップにくるんで電子レンジで20秒ほど温めると柏の香りが餅に移り、おいしい柏餅のできあがりです。
大根餅は、米粉で作る餅料理の中でもおかずにもなるメニューといえます。焼くだけで簡単に作れる大根餅のレシピをご紹介します。ちょっと、子供には難しいメニューかもしれませんので、大人向けのメニューです。

米粉(上新粉) 70g
片栗粉 10g
水 150〜200cc
大根 1/2本(150g程度)
鶏肉 100g
しいたけ 1
にんじん 1/5本
三つ葉 少々
塩・ごま油 少々

大根・しいたけ・にんじんは同じくらいの太さになるように千切りにしておきます。三つ葉は食べやすい大きさにざく切りにしておいてください。鶏肉はひき肉のものを使うか、少し小さめの大きさに切って使います。
フライパンにごま油をひき、鶏肉を炒めます。鶏肉に火が通ったら千切りにした、大根・にんじん・しいたけを加えさらに炒めます。全体に火が通ったら、塩を加えて味を調え、火からおろして荒熱をとっておきます。
ボールに米粉・片栗粉に水を加え混ぜ合わせます。水の量は、生地の硬さが好みの硬さになるように調節してくださいね。
米粉を溶いたボールに、先ほど冷ましておいた鶏肉や大根と三つ葉を加え、まぜあわせたらフライパンにごま油をしき、弱火で混ぜ合わせた「大根もち」の生地を焼いていきます。
両面に焼き色がつく程度に焼けたら、一度取り出して、食べやすい大きさや一人分の大きさに切り分けます。切り分けた後にもう一度フライパンに戻して中までしっかり焼けたら完成です。酢やコチュジャンを使った醤油ダレやからしををつけて食べても美味しいですよ。