米粉を使ったパンというのを知っていますか? パンは小麦粉で作る、というイメージを持っている人も多いと思いますが、小麦粉を使わなくてもおいしいパンが作れるとしたらちょっときになりますよね?
カンタンに米粉パンを作ることができるようにパンやクッキーなどの洋菓子専用の米粉、というものも市販されているため、自宅のホームベーカリーなどでパンを作るときなどには米粉が使われる場合もふえてきています。小麦粉アレルギーの人だけではなく、健康面に気を使っている人もあいだでも米粉パンは注目を集めているようです。

米粉はしっとりしたパン生地を作ることができるのが大きな特徴です。しかし、パンを膨らませるための「グルテン」が含まれていないため、ふっくらとふくらませることがむつかしいという点もあります。そのため米粉に小麦粉から取り出した「グルテン」を加えてふくらませられるように配合
された、パン作り用の米粉もあります。
これは小麦粉の
成分が含まれているため小麦粉アレルギーの人の場合
は使うことができません。
米粉のみでふくらませられるように作られた「リファーヌ」という米粉もあります。こちらは、100パーセント米粉で作られているので小麦粉アレルギーの人でも使うことができます。米粉パンを作る場合には、
上新粉と小麦粉をまぜて作ることもできますが、こういったパン作り用の米粉を使うと手軽でカンタンに作ることができます。その他にもグルテンで膨らませるのではなく、重曹を入れて膨らませることで上新粉などの
一般的な米粉のみで作る米粉パンなどもあります。

以前から米粉でつくるパンは、小麦粉アレルギーの人の間ではよく利用されていました。最近は普通に売られているパン店さんのパンの中にも、米粉で作ったパンを見かけることがあります。「おコメパン」や「玄米ぱん」などと呼ばれているものもありますが、市販
されている米粉を使ったパンの米粉の割合は、米粉100パーセントのもから、
小麦粉と米粉が様々な割合で混ぜて作っているものまで色々あるようです。
米粉だけで作ったパンを自分で作ってみると
意外と簡単なので、なれてきたら自分の好きな分量で米粉と小麦粉をまぜて作ることもできます。米粉は小麦粉に比べてキメが細かいため、しっとりとしたパンやパウンドケーキを作るのにむいています。そのため、アンパンやクリームパンなどの菓子パンやロールパンといった小さめのテーブルロールを作るととてもおいしく出来上がります。
また、タピオカの粉を使って作る「ポンデケージョ」やとうもろこしの粉を使って作られるパンなどを作るときにも、小麦粉だけでなく米粉をまぜることで
本来の食感に近いパンをつくることができます。米粉をつかうことで、特徴ある世界中の色々なパンを作って食べ比べてみるのも楽しいですよね。
生地を作るときは、力を入れてこねるのが、おいしい米粉パンを作るポイントです。基本の米粉パンの生地ができたら、丸めた後にのばしてカレーやアン、クリームなどを包むとカレーパンやアンパン、クリームパンを作ることができます。また、生地にココアパウダーをまぜて作ると色のついた甘いココアパンが作れます。自分の好きな具を包み込んだり混ぜ込んだりして、いろいろな米粉パンをつくってみましょう。また、オーブンで焼かずに蒸し器で20分ほど蒸すとむしパンを作ることもできます。中にひき肉や野菜を入れて作るのもおすすめですよ。