料理を覚えていくとどんどん色々なメニューにチャレンジしてみたくなりますよね。普段なにげなく食べているメニューについても、「どうやってつくるんだろう?」とか「じぶんでもつくれるかな?」と考えることもあると思います。
米やごはんを使った
料理には、子供の大好きなメニューがたくさんありますから、そんな疑問がでてきたらぜひ作ってみて欲しいアレンジも色々できるものばかりです。あなたの好きな材料を使って、自分だけのオリジナル米料理を探してみるのもおすすめですよ!
米料理のいいところのひとつに、普段から食べなれているものがたくさんあるということがあります。料理って実はとっても頭を働かせながら作るものなんです。普段わたしたちが味やにおいを知っている料理を作るときには、自然と自分
の経験
や記憶をたどっています。
ですから
逆に、自分の経験したことのある味やにおいを思い出しながら
調理すると、料理ができるまでの仕組みや味の違い、調理方法
などが、ひとつの料理に対する知識としてふえていきます。ふだんからよく食べている料理を何回も作っているうちに経験や知識がふえ、知らない
料理を作るときにも、「この味はどうやってつくるのかな?」とか「焼いて作るのかな?炒めたのかな?」と考えることができるようになります。
米を使った
料理は私たちにはとても親しみやすく普段から食べているものが多い料理ばかりです。ごはんを炊くのだって炊飯器以外でも鍋や飯ごうで炊いてみるとご飯が炊ける仕組みがわかります。米料理は想像力や考える力を自然につけられる素敵な料理です。
米料理の中でチャーハンやドリアなどは、炊いたごはんを使って作る料理なので、アレンジしやすく簡単に子供だけでも作ることができるようになります。同じチャーハンでも卵を使うものやあんかけをかけるタイプのもの、レタスやキムチを入れるものなど、味付けや材料を変えるとまったく違う料理のようになります。特に炊いたご飯を使った米料理の中にはアレンジしやすいものがたくさんありますので、自由な発想で作ってみましょう。
また、
海外の色々な国では、米は野菜やパスタと同じように考えて使われているところがたくさんあります。同じ米を使った料理でも、炊いたご飯ではなく生の米を炒めたり煮込んだりする料理を作ってみると、今までとは違った米の魅力や使い方を知ることができます。その他にも、家にある普通の鍋や土なべ、飯ごうを使ってご飯を炊いてみると炊飯器
とはちがった味やかたさを知ることもできます。
意外と大人でも鍋や飯ごうを使ったご飯の炊き方を知らない人は多いようです。炊飯器を使うと簡単に炊くことができるごはんですが、鍋や飯ごうを使うと水加減や火加減などで味やできあがりが違ってくることがわかります。ごはんを炊くのも、りっぱな米料理といえますよね。

米以外の材料を切ったり炒めたりしてから生の米と一緒に大きなフライパンや鍋を使って炊き上げる米料理です。実は炊飯器でも作ることができるので、初めて作るときや他の料理と一緒に作りたいときには炊飯器で簡単に作ることができます。
なれてきたら
鍋やフライパンを使って作ってみるのもおすすめです。基本的な作り方は同じように生の米を調理するリゾットとピラフですが、まったく違った料理になるので作り比べてみるのもおもしろいですよね。

簡単そうで意外とむつかしい米料理なのがチャーハンです。火を使ってご飯を炒めてつくるので思ったより力を使いますが、コツさえつかめばけっこう簡単においしいチャーハンを作ることができます。卵を使う場合には、初めにごはんに溶いた卵をしみこませておくのがポイントです。ひやご飯を使うとパラパラっとしたチャーハンを作ることができるのですが、炊きたてのご飯と冷ご飯をくらべてどんな風にちがってくるのかを自分で調べてみるのもおすすめです。

鯛やカキを炊き込んだ鯛めし・カキごはんなどは炊飯器で作るよりも土なべを使って作るほうがおいしく作ることができます。最近は炊飯専用に作られた土なべもあり、土鍋にも色々な種類が増えていますが、炊飯用でなくても普通の土なべでもたくことができますのでぜひチャレンジしてみてくださいね!